初めて作ったハンモック&バグネットは2017年9月頭、2回目のeno sub7もどきは同年9月半ばに作ったのだが、その後1ヶ月半、とある資格取得のためのレポートにかかりきりになっていた。
その為、10月いっぱいまでMYOGはおあずけ状態であった。
薄々ミシンの調子が悪いような気がしていたのと、フットコントローラーやバインダー抑えが欲しくなったので、ミシンを触れないこの機会にミシン専門店にメンテナンスに出すことにした。
私の使っているHZL-9800は20年以上前の機種だが、作りがしっかりしており、パワーもある。
メンテナンスとパーツ代で安いミシンなら新品が買えてしまう位の金額だったが、メンテナンスさえすれば長く使える物であるとの言葉を信じ、また、父からのプレゼントという愛着もあり、修理して使い続けることにしたのだ。
ミシン自体は母のものなので、メンテナンス代は母が、パーツ代は私が持つということになった。
10月末日にレポートから解放され、それまでに溜まっていた鬱憤と、きれいにメンテナンスされ、フットコントローラーが使えるようになったミシンへのワクワク感で私のMYOG熱は沸騰寸前であった。
季節は冬、ならばと冬用ハンモック装備一式を作る事にしたのである。
まず最初に、ハンモック泊に無くてはならないタープを作ることにした。
タープ自体は既に持っていたのだが、小さくて重いためいまいち使えなかったので、新たに専用品を作ることにしたのである。
今回はPre-Cut HEX12 Tarp Kitというカット済みのキットを購入した。
MYOGだっつってんのにキットを買っちゃ駄目でしょ感が有るのだが、HEXタープはきれいに張る為にCat-cutと言う曲線を用いて生地をカットせねばならない。
しかもタープ1枚を作るのに2枚の布を切り出す必要がある為、2枚とも同じ曲線にする必要がある。
これハードル高すぎだろって事で今回はキットで試しに作ってみることにしたのである。
次回は型紙から作りたいと思っている。・・・・多分。
久々のMYOGという事と、大物である事も相まって1日目はあて布を当てて縁を三つ折りで縫ったところまでしか進まなかった。
このあて布の切り方なんかも細々したTipsが有るのだが、このときはブログをやろうなんて思っていなかったので写真を撮っていない。
次回作る時はしっかり手順が解るようにしたいと思う。
この工程で工夫した点はあて布の縁を曲線にすることと、縁をSilnetで接着した点である。
あて布の縁を曲線にするのは皿等の円形の物をつかって切り出すと良いんだが、文字での説明は困難なので勘弁して欲しい。
縁をSilnetで接着したのは縁にかかる張力を縫い目ではなく面で受けるためである。
あて布の一番外側をSilnetで接着することにより、接着「面」で負荷を受けることになって穴などが開きづらいのではないかと考えた。
まぁこんな感じで勝手な工夫を入れて成功したり、失敗したり、迷走したりするのがMYOGの楽しいところである。
私の場合、アウトドア用の高性能生地は基本的に個人輸入しています。
日本で買うより安上がりですので、この機会にチャレンジしてみては如何でしょうか?
Pre-Cut HEX12 Tarp Kit
今回のTarpKITはこちら。
事前にカットしてあるので裁縫初心者の方には大変オススメです。
初めてお買い物される方はクーポンコード「FIRST-10」を忘れずにご記入下さい。購入代金が10%オフになります。