山とボクとMYOG

創って登って考えて、作って登って考える。

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ボク日記 完成ギア

ハンモックに嵌る。

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アルコールストーブづくりに満足してしばらく経った時、アウトドア仲間との外岩ボルダリング&キャンプのイベントがあった。
海辺でキャンプして、それから外岩に登りに行こうというなんかすげー楽しいやつだ。

実際メチャクチャ楽しくて、キャンプではベロンベロンに酔っ払い、一番最初に寝てしまった。

 

いい年したおっさんがウインナーでメタクソに笑ろてはるのである。そんなものは楽しいに決まっているのである。

 

ほんでまぁ二日酔いで死にながら外岩に向かったのであるが、その頃は私も増量真っ最中で体重が90kg近くあったため、ボルダリングは散々の結果であった。
ほんっとに全然登れなくてそれはそれで笑った。

そんな中、ハンモック好きの2人が張ったハンモックに実際寝させてもらったのがハンモックに嵌るきっかけとなる。

以前からハンモックは良いと聞いていたのだが、百聞は一見に如かず、うんまぁ最高ね。
二日酔いと全く登れない悔しさを優しく包み込み、癒やしてくれたハンモック。
そんなハンモックを使ってキャンプがしたいと考えた私はハンモックの情報を集めだした。

そうして、アメリカのLong-Distance Hiking文化やそれに伴うUltra light(UL)思想に行き着き、MYOGの概念に出会ってしまったのである。

Long-Distance Hikingとは文字通り超長距離を徒歩で踏破するというもので、長いものだと4,260 kmという途方もない距離を踏破するトレイルもあり、その期間も半年ほどを掛けるというスケールから何から長大なハイキングである。
その超長距離ハイキングを実現するのが装備の徹底した軽量化と簡略化、それに伴う自然との一体感を目的としたUltra light(UL)思想と、欲しい機能や条件を備えた装備を自分で作るMake Your Own Gear(自分の道具は自分で作ろう)の精神に基づくMYOGの概念である。

特に私が痺れてしまったのは、自分の装備を当たり前に自分で作るMYOGの実践者達の姿であった。

それまでの私にとって、ハイキングギアとは、最先端の素材を使って、高い技術で縫製された、高度な工業製品であり、価格の高さは性能の高さ、山道具は高くても仕方ない、むしろ高くなきゃ山道具として微妙みたいなアホ丸出しの認識でいたところを、Long-Distance Hikingの実践者達は、自分達の手でミシンを操り、簡素な道具で考えられない距離を踏破しているのである。

それから間もなくして、二十数年前に亡き父から母へのプレゼントとして送られたらしいミシン「HZL-9800」を相棒にハンモックづくりを始めたのである。

 

薄い生地を使って軽量化を図っているのに縁に補強のウェビングを縫い付けるという中途半端な事をしている。

 

実はこの時のミシンは経年劣化でパーツが壊れており、まともに縫えない状態だったのだが、ミシンを初めて使った私にはよくわかっていなかった。
ともかくミシンと悪戦苦闘しながらなんとかハンモックを形にして、キャンプに行ったのである。

 

一番初めのハンモックキャンプシステム。タープは購入したものであるが、ハンモック本体のみならずバグネットと下の小さな荷物置き用ハンモックも自作である。

 

道具を完成させた喜びと、それを使う喜び、それに一人キャンプの喜びも相まって、私がMYOGに嵌るのは当然の成り行きであった。

 

鉄のフライパンでステーキをガッツリ焼いた、全然ウルトラライトではない。

 

白飯も炊く。キャンプでも炊くマンなのである。

 

この時作ったハンモックは 1.0 oz ROBIC XL ripstop nylon を使った 10.5foot ハンモックである。
最大静止耐荷重が105kgに対し、私の体重が80kgではあったが問題なく一晩を明かすことが出来た。

補強のウェビングが効いてるのかどうかは未だに謎のままである。

ご注意

制作物の手順、サイズ、重量等はあくまで目安です。
個人にあったサイズや重量等、より良い方法は確実にございます。
どうか広い心でコンテンツをお楽しみ下さい。
画像やテキストの無断転載はお断りしております。
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