山とボクとMYOG

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山ごはん 山ギア

2018年1月時点の山ごはん用パッキングについて その1 メスティンセット

更新日:

Ultra Lightメンの皆さん、トラディッショナルメンの皆さん、ブッシュクラフトメンの皆さんこんにちわ。
ソコソコLiteメンの私です。

資格試験のレポートや楽しいゲームやってたらずいぶんと更新期間が開いてしまいました。
旅行記を纏めながらアウトドア成分も欲しくなる昨今ですが、いかがお過ごしですか。
というか旅行記にめっちゃ飽きてきてる今日このごろですが、いかがお過ごしですか。

違う話題を投稿してお茶を濁していくスタイルでどうかと思っています。

色々な人と山の話をするにつれ、十人十色で面白いと思う事柄の一つに登山装備の取捨選択が有ります。
山で使うギアは自己責任の原則の下、様々な選択肢があり、また、シーンによって一長一短が有るため、最も優れている物をあげるのは困難である場合が多いですね。
それが多様性を生んでいるのでしょう。

もちろん私には私なりの選択があります。
今回はどの様な考えの下それを選んでいるかというのを紹介したくなったので、今回は山メシを作る装備について触れたいと思います。
まぁお付き合い下さい。

まずは火器類(バーナーというかストーブ)、以前の投稿でも紹介しましたが、私は基本MYOGしたアルコールストーブを使っています。
もちろんガスバーナーやウッドストーブも持っているんですが、メインはアルストです。

 

メインストーブのグルーブストーブ。高所・低温下でも安定して稼働してくれる頼れるやつだ。

 

ガスバーナーはST-310を所持しており、安いCB缶を使える上に安定度も抜群で火力も強いと非常に優れたバーナーです。・・・・が、ちと重いのが難点。
山を登るときはなるべく荷物を軽くしたいので、基本的にST-310には留守番をしてもらっています。
ST-310はBBQの際のサブバーナーとしてスープの用意をしたり、フライパンでの炒めものをしたりで活躍しています。
登山ではなく通常のキャンプならすごくオススメのバーナーです。

 

ST-310はこのセットがオススメ。シェラカップが要らない場合は普通のやつを買うといい。

こちらも一緒に買っておくと捗る。というかこれが後付の理由が解らない。これ付けて完成品じゃないのかと思うレベル。

脚が熱くなりやすいのと滑りやすいので、チューブを通して使っている。

冬用にこんなのも購入した。CB缶は寒さに弱い為、連続使用時には温める工夫が必要だ。が重い。

 

勿論ガスバーナーで軽いものもありますが、ガスの残量がわかりにくいのが難点ですね。慣れれば解るんでしょうが。
私はそそっかしい上におっちょこちょいなので、ガスメインの運用だと、いつか必ず、空になりかけの缶を持って山に行き、涙目で下山することになるでしょう。
もしくは山頂でのガスの残量を気にするあまり、残り少なくなったガス缶が山積みに成る事うけあいです。
中身を詰め替えられるパーツも有るようですが安全性が・・・。

・・・・・・いや違うな、ガスは便利なのですよ、万能選手で便利すぎて嫌なのです。
基本的に幼稚な人間なので、便利すぎる物や万能すぎる物よりも手間がかかる物にロマンを感じてしまうのですね。

つまりは私がひねくれ者で、登山にロマンを求めているのでアルストなのです。これに尽きます。
正直連泊縦走やるならガスを持っていきますね。ヘタレなもんで。

まぁロマンだけではアレなので、アルコールストーブの選定理由として現実的な利点を上げましょう
まず軽い、めっちゃ軽いのです。
言うまでもないことですが、アルミ缶がベースの物なので、重さにして12g前後という軽さです。

 

12gで1つの熱源、素晴らしいねこの軽さ

 

山では煮炊きしかしないので、このアルコールストーブと、固形燃料でほとんどの食事は賄えます。
炒めものがしたい場合はガスバーナーかウッドストーブでなければ難しいかなぁ?

デメリットを上げるとすれば倒すと大惨事になる可能性がある(特にテント内では注意)点ですかね。
まぁ気をつけて運用すれば倒れる事もないと思いますが。

 

本題のパッキングに戻ります。
私の山メシには2つのパターンがあります。

 

その1.前もって時間がないのがわかっていて炊飯しかしない場合。

その2.登山などでご飯+スープ、レトルトカレー等の調理をする場合。

 

今回はその1を説明します。

その1は、山に入るけど時間がない、だけどご飯は食べたい場合等に持っていきます。
自分で書いてて変な場合ですが、割りとそういう事があるのです。

メスティンが中心となるセットですね。

 

メスティンセット。広げてみるとなんか色々入ってる。

 

左上の百金で買ったランチボックスにメスティンとアルミ風防と、エスビットセットと、武器(フォークとスプーン)、固形燃料を入れています。
このセットで使うアルミ風防は低いタイプ(135mm)の物です。
風防として必要な高さがアルスト+メスティン程度で十分なので、ロングタイプは不要だと判断し、パッキングサイズ優先で135mmにしました。

 

低いサイズでパッキングしやすいアルミ風防、安いのに出番が多く良コスパ

 

機能的に不便を感じたことはないです。というかアルスト用ならこれで十分だと思っています。

 

たかが風防で123gは重すぎな気がする。

 

Ultra Lightメンなら数字が出た瞬間に「ファック!!」と叫び、バチ切れして即ゴミ箱へスローしそうなもんですが、これはこれで便利なので使っています。
軽い風防ということで、チタンフィルムなんかも買っているのですが、軽すぎて風が吹いたら飛ばされそうなのですよ、風防なのに。
が、改めて見ると重いなぁ、チタンフィルムで飛ばされない工夫を考えた方が良いような気がしてきました。

こうしてブログにまとめていると俯瞰で物を見れるようになって良いですね。

 

 

続いてエスビットポケットストーブ、エスビットはとっくに使いきって、今はポケットストーブだけで運用しています。
このストーブは以前紹介していますが、固形燃料の五徳として使ったり、非常時にミニウッドストーブとして使ったりもしています。

 

わかりにくいが、カーボンフェルトと火口の麻縄を中に入れている。

 

未だウッドストーブとしての使い方を確立できていないのですが、いざというときに有ると無いとじゃ少しは違うだろうという考えで持って行っています。

 

良い枯れ木さえ見つかれば使えるんだがなぁ。そうそう都合の良い物は落ちてないというジレンマもある。

 

いや、いざという時は普通に地面で焚き火するか・・・・うーん、なんだかこれも必要性に疑問符が浮かんできましたね。

 

エスビットよりもおまけのはずのポケットストーブのほうが使い勝手がいい。

カーボンフェルト、一生分ある気がする。

 

ポケットストーブはサルパウチさんのエスビット ポケットストーブ専用収納帆布ケース(OD色)に収納しています。
この帆布ケースはデザインが秀逸だし、細部まで考えられた作りで非常に使いやすく、お気に入りです。

 

なんとライターホルダーまでついて980円、安すぎる。

 

売り切れで再販未定なのが残念ですが、サルパウチさんは帆布を使ったおしゃれな収納袋を多く取り扱っていますので、気になった方は覗いてみては如何でしょうか?
これも重さを計ってみると、カーボンフェルトと火口の麻縄をポケットストーブに収納し、ライターと一緒に布袋ケースに入れて149g・・・。

 

あれこれ重くない?

 

これやっぱり重いよなぁ・・・・。
ド頭で意気揚々と「私には私なりの選択がある(ドヤッ」とか言ってた癖に刷新したくなってきた。

ブログって怖い。

後は武器、ここで言う武器とは食事をとる道具のことですね、昔の山岳部の食事時は戦争状態だったので、そこで使うカラトリーを武器と呼んだとかなんとか。
私はスノーピークのワッパー武器というチタン製のスプーンとフォークのセットを使っています。

 

40gこれは重くてもこだわりで持っているので構わない。

 

これも変えるとしたらどうするかを考えてみましたが、イマイチ良さそうなものがありませんね。
折りたたみ式も調べてみるとそこまで軽いわけではなさそうですし。
それなら一生モノとも言えるこの武器を使い続けるほうがロマンがあるかもです。

 

私が使っているのはこちら。ただこれ収納袋の色が選べない。私は紫が来て少し悲しかった。実店舗で買ったほうが好きな色が選べて良いだろう。

こういうのも有るのだが48gだそうだ、省スペースが売りかな?

こういうタイプも気になる、というかコレメタクソかっこよろしやん。

箸って割とオールラウンダーな気がする。でもチタンの箸ってどうなんだろう。

箸だと汚れがこそげないからこういうのも一緒に持つといいな。

 

カラトリーは調べると色々あっておもしろいですね。
でも今使っているセットで不満点は殆どありません、あるとすればフォーク使わねえから置いていこうかなと思うぐらいです。

フォークとスプーンが一体型になってる奴はカッコイイけど使いやすいのか良くわからないですね。使ってみたい気がしなくもないですが。
省スペースを考えたら箸は有り、箸とシリコンスプーンのセットはなんか将来的に試してみたい組み合わせです。

カラトリー、考え出すと意外と奥が深くて面白い。

 

最後にメインのメスティンです。
メスティンは四角い形状のため、バックパック内にも非常にパッキングしやすく、更に中に白米以外のおかず(下の写真の場合は焼き鳥缶×2、レトルトカレー×1)を入れたり、

 

おかずセット。焼き鳥に関してはHOTEIの焼鳥缶が一番うまい。間違いない。

 

アルコールストーブと燃料を入れたり、

 

アルストを使いたいときはこれ。

 

アルミ風防とエスビットも入ります。

 

メスティンの容量は無限大だ!!!(嘘)

 

基本はおかずセットかアルストセットを入れて持って行きます。
メスティンの良さは私が語らなくても皆さんご存知でしょう。

メスティン+アルスト(or固形燃料)=自動炊爨セット

これアウトドアメンの常識です。

 

持ってない方は居ないでしょう。居たら買うべし。

実はAmazonはアルスト用アルコールも安い。

と思ったらこんな大容量でも売っている。そんなに安くないけど。

 

ほんでこのメスティンセットを支える大黒柱と言っても過言ではない逸品がダイソーのお弁当入れです。
これ、ダイソーのメスティン使いに対する深い愛を感じる神商品なんですよ。

 

今売ってるかは不明です。

 

このダイソーの弁当入れに、紹介したものが収まっていきます。

 

これ全部詰まっちゃうのは凄いなぁ。

 

先ず中身(焼き鳥缶×2とレトルトカレーのおかずセット)を詰めたメスティンをIN

 

ちょっと保温が効くので炊き上がった後の蒸らしにも使えるのだ!!!

 

蒸らしのときに弁当入れを汚さないため、メスティンを包む新聞紙をIN

 

はい見てください、このシンデレラフィット感、まだ縦にちょっとスペースがありますよね?これがまた良い仕事してるんです。

 

ほんでアルミ風防をIN

 

135mmなら余裕で入ります。

 

その上にサルパウチに入ったエスビットポケットストーブをIN

 

余裕っすよ。

 

隙間に武器をIN

 

向きは大事ですが余裕で入ります。

 

サルパウチの隙間に固形燃料2つをIN

 

ドーン!!神のフィット感!!

 

これでその1.前もって時間がないのがわかっていて炊飯しかしない場合。のパッキング完成です!!!
外で焼き鳥ごはんやウインナーご飯を食いたいときはこれを持っていきます。

エスビットをゴトクとして使えば固形燃料で自動炊爨が可能なので、オススメです。

 

固形燃料は風に弱いので風防が必須です。

 

冬でも25gの固形燃料1個でもぎりぎり炊けますが、2つ同時に使った方が美味しく炊けます。
少しおこげが出来ますが、そのぐらいのほうが美味しいと思います。

 

 

改めて思うのはダイソーの弁当入れが無ければこのセットは成り立たないという事実。
このセットはダイソーが作らせてくれたようなもんですね、日本語ラッパーが親とか仲間に捧げる並の感謝をダイソーに捧げたい気分。

 

メスティンの中に何も入れない状態でのセットの重さは523g

 

重いなぁ、数字にするとよく分かります。これはいかん、重すぎるぞ、これではそこそこlightにすらならんではないですか!!
是正せねばならんですな!!!

そのうちにね!!!!

と言った感じでここまで!!その2に続く!!

ご注意

制作物の手順、サイズ、重量等はあくまで目安です。
個人にあったサイズや重量等、より良い方法は確実にございます。
どうか広い心でコンテンツをお楽しみ下さい。
画像やテキストの無断転載はお断りしております。
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