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登山日記

九重連山縦走登山 2018年6月16日~17日 1日目 その2 久住別れ~三股山本峰

更新日:

九重連山縦走日記はまだまだ続きます。
めっちゃ長くなりそうな予感に打ちひしがれている今日このごろです・・・・。

飽きずに続けられれば良いなぁ・・・。

 

ちなみに前回はこちらです。

 

九重連山縦走登山 2018年6月16日~17日 1日目 その1 牧ノ戸峠登山道~久住別れ

 

 

久住別れ~三股山

久住別れで一休みしたら三俣山に向かいます。
三俣山への分岐で北に向かうはずなので、左手に曲がるのを意識しながらずんずん進みます。

暫く歩くと標識が出てきたのですが、三股山の表記がありません。

 

 

おん?三俣山どっちよ??ん??

 

 

分岐では北(つまり左)に向かわねばならないはずなので、中岳方面に向かって行けば分岐に着くのかな?
とか思いつつずんずん進みます。

 

 

草の通路や!テンション上がるわ!

 

 

両脇を背の高い植物に囲われ、進むに連れ次の道がどんどん出てくる感じが素敵な小道でテンション上がりました。
こういう道は進んでて楽しいですね。

ええわー九重ええわー、と思いながらずんずん進んで行きます。
・・・・いやしかし、三股山に向かう分岐出てこないなぁ、なんでだろう・・・。
と思い始めたところに案内板が。

 

 

は?三俣山は?へ?

 

 

流石におかしい、結構な距離を歩いたのに三股山の分岐に着きません。
ということは、すでに分岐を行き過ぎている可能性が大、という訳で現在地を確認します。
うん、完全に違うやんここ、行きすぎやん。何が草の通路じゃボケ。

イージーだと思いこんでしまったためのミスですね。
九重のように登山道がわかりやすい所だったから良かったものの、本質的には道迷いと一緒です、気をつけねば。

取り敢えず来た道を戻ります。
すると久住別れのすぐ近くに分岐を発見しました。

 

 

え?こんなんあった?

 

 

なぜ見落としたのかわかりませんが、標識を完全に見落としていました。
北に向かう意識で居たのに、ちょっとショックです。

 

 

こっちやで感

 

 

予定のルートは久住別れを背にして左手の下りの岩場を降りるのですが、久住別れから見ると目印がわかりにくい印象です。
逆からみたら目立つことこの上ないのですが・・・。
もしかしたら岩場を下るのが心理的負荷になって見落としたのかもしれません。気をつけねばなりませんね。

 

 

一旦降り始めると確実にこちらだと思える親切な目印が

 

 

途中ゴロゴロ崩れてきそうな岩がありました。

こういう岩を見ると「もし崩れて来たら・・・こう!からのこう!!」みたいなシュミレーションをしてしまいがちです。

まぁ崩れねぇよって話ですし、避けれねぇよって感じなんですが。

 

 

何かの横顔にも見える

 

 

岩場を降りるとザレ場?砂場?が続きます。
左手にそびえる硫黄山のせいかわかりませんが植物もまばらで、SWみたいだなぁとか思いつつ進んでいきました。

 

 

クリックで大きな画像が開きます。

 

 

硫黄臭いなかを進んでいくと分岐が現れ、三俣山に到着です。

 

 

坊ガツルの誘惑に打ち勝って三股山に登ります。

 

 

三俣山西峰

正直ぶっちゃけこの時点で割と大休憩がしたい感じの体力だったのですが、まだ昼前だったのと、できればピークで飯を食いたかったのでスガノモリ峠の避難小屋で小休止しました。

どうにも体調が優れなかったのは前日の金曜日にガッチリトレーニングしたのに、よく眠れなかったのが敗因だと思います。
少し休憩して水分と補給食を摂り、三俣山西峰から登山スタートです。

 

 

登山口の看板です。どうやら北峰から北に抜けるルートは通行止めになっているようですね。

 

 

割とガチで疲れが溜まっていたので、足が重く、気力でカバーできる状態ではないなぁといった感じでした。
なんせ長者原登山口から来られた年配の方3人組に追い抜かれましたし。
体が思うように動かない事にちょっとショックでしたが、また体を鍛えるモチベーションになりました。
ヒィヒィ言いながらなんとか西峰山頂へ。

 

 

標高1678m三俣山西峰ピークです。

 

 

お昼時だったのでここで食事を摂られている方も散見されました。
私を追い抜いていかれた年配の方3人組も食事を摂られているようでした。
私もここでお昼にしたい、休みたい欲望を抑えて本峰を目指します。

 

 

早く大休憩がしたいんや・・・お昼ご飯が食べたいんや・・・。

 

 

三俣山本峰

本峰に向かうのに、西峰から少し下ってまた登るのが割と辛く感じました。
体力的に追い詰められている時に登るために一旦下るのは精神を削られます。ガリガリとね。

 

 

唐突な三股山本峰 1744.7mです。

 

 

疲れていると写真を撮り忘れるのは悪い癖です。
今なら

貴様はブログやってる自覚があるんか!!おおん!?

と思いますが、疲れてる時はそんな事考えられないのですよ。
三俣山本峰についたらお待ちかねの大休憩&昼ごはんタイムです。

 

 

MYOGしたチタン製のテーブルです。ワシが作った!

 

 

登山にテーブルは不要だって方も大勢いらっしゃるでしょうが、テーブルあるだけでメタクソ便利ですよ。
特に私はアルコールストーブを使うので、なるべく平らで水平なところを探す必要が有るのですが、テーブルなら簡単に水平が取れるので重宝しています。
直置きだと心理的抵抗もありますし、少しぐらいの重量増ならテーブルを選択肢に入れるのはありだと思います。

ま、このテーブルの作り方は記事にするかどうか迷っているのですが・・・。

 

 

サイズ的に炊爨しながらもう一台ストーブでお湯が沸かせるぐらいの作業スペースが取れます。

 

 

この日のメニューは焼き鳥ご飯カレーです。
缶詰の焼き鳥とご飯を一緒に炊いて、レトルトカレーをぶっかけるパターンのやつです。

 

いろいろ試しましたが、焼き鳥ならこれが一番美味い。と思います。
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美味い!最高!でもウインナーのほうが好きかな。

 

 

山頂で食うカレーの旨さよ、なんでこんなに美味いのか。
個人的に山で炊きたてのご飯を食べると何故か元気が湧いてきます。

補給食も結構食べてるんですけどね、なんか体力の戻り方が違うんですよねー。
温かいからでしょうか、うーん謎です。

炭水化物に振り切ってるのがいいのか、単に530kcal程度(+カレーで800kcal)を摂取出来るのがいいのか。
消化がいいのかな?

良くわかりませんが、ともかく炊きたてごはんには体力が回復する感じがあるので余裕がある時はいつも炊いています。
ただ、ご飯を炊くとなるとメスティン炊爨セットが必要なんで結構重量増になるんですよね。

日帰りならいいんですけど、縦走の時はお湯で戻せる食料に統一しようかと思案中です。

 

山頂での気まずい思い

まぁそんなこんなで飯を食っていたのですが、流石本峰、私以外にも大勢の登山客がいらっしゃしました。
盗み聞きしていた訳ではないのですが、ツアー?かなにかの団体さんで、楽しそうな様子。
なるほど、登山ツアーとかもいいなとか思いつつ昼食を終え、片付けをし、出発をしようとしたところで、丁度団体さんも同じタイミングで出発をしようとしていたようです。

その時、団体さんの中の一人が私を見て

「うわびっくりした!一人増えたかと思った!」
「私もよ、数えたら一人多いんですもの」

と言われました。

えぇ・・・・いや待てくださいよ、全然年齢層が違うじゃないですか。
というか、一緒に登ってきたメンバーの顔覚えといてくださいよ!

普通、山頂では色んな人が飯食うってわかるでしょ?
いつの間にか団体客がひとり増えるとか無いでしょ、怖い話じゃないんだから。
悪気はないと思うので、あまり責めては行けないと思いますが、実際すごい気まずい思いをしました。

団体ゆえの心理でしょうか、山頂を自分たちの貸し切りスペースのように勘違いしてしまったのかもしれませんね。
ちょっと批判的な内容で申し訳ないのですが、書いてしまったのは、これ、私もやりかねないなぁと思ったからです。
人の振り見て我が振り直せとはこの事です、私も他の方に気まずい思いをさせないよう気をつけたいと思います。

といった感じで一悶着ありつつも、大休憩と昼食パワーで体力回復したので三股山Ⅳ峰に向かいました。

 

と言った感じで今日はここまで!

ではまた!

ご注意

制作物の手順、サイズ、重量等はあくまで目安です。
個人にあったサイズや重量等、より良い方法は確実にございます。
どうか広い心でコンテンツをお楽しみ下さい。
画像やテキストの無断転載はお断りしております。
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