創って登って考えて、作って登って考える。

冬用ハンモック装備 その2 ブリッジハンモック 工夫編1

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そんなこんなでブリッジハンモックを完成させてご満悦の私だったが、使っているとやはり改良点やプラスしたほうが良い点が見つかってくる。
改良点を探したり、思いついたりするのはとても楽しい。
作るまでも楽しい、作ってからも楽しいのがMYOGの良いところと言えよう。

 

ブリッジハンモックサイコー!!comfy である!!

 

先ず、ハンモックキャンプに対しての不満というか、「これどうすりゃいいの?」っとずーっと思っていた問題がある。
賢明な読者ならおわかりであろう。
そう、荷物の件である。

テントであれば荷物はテント内に入れれば良いよね、でもハンモックは寝る部分しかないよぉー?えぇー?

足元とかスペースあるには有るけど、そこに置くのぉー?
ハンモック最大の利点である快適さがメチャクソ損なわれるでしょぉー!!却下!!

外国人がよくやってる足元にタイベックスなんかの防水シート敷いてその上に置けば良いんじゃないのぉー?
雨が降ったら先ず間違いなく濡れるんですよ!!却下!!

じゃぁどうすればいいのぉー?

って事で、最初に考案したのが初めてのハンモックでご紹介した荷物用のミニハンモックである。

 

バックパック等が入っている荷物用のハンモックを別に作った。Silnylon製で防水・且つ閉じれる様になっており、雨が地面から跳ね上がっても荷物は汚れない

 

ギャザードエンドならコレなんだよなぁ。
親子ハンモックみたいで見た目的にもキャッチーだし、でもブリッジハンモックだと完全に浮くよねこれ。
何か方法は無いものか、うーん・・・・・。

 

どーやって荷物置くかなぁ・・・・

 

!?

 

ほーほー!!なるほど!!これやんこれ!!

 

作って使って考えればアイデアが降ってくる、後はそれを形にするだけなのである!!

 

アイデアを形にしていく。大物はダンボールを型紙にするとええね。そのままハンダごて使えるし、お金もかからないしね。それにしてもブレブレである。

 

ブリッジハンモックには本体とサスペンションの間に三角形のデッドスペースが有る。ここを荷物置きにしてしまおう!と考えた。
荷物置きの材質だが、バックパックはともかく、汚れた登山靴や濡れた衣類等も置かなければならない場合が出て来るだろう。
そんな時に気兼ねなく置くためには一枚布よりメッシュの方が良い。
上手く使えば洗濯物なども乾かせるかもしれないし・・・。
という事で1.7 oz Pocket Meshを使うことにした。
耐荷重は不明だが、荷物置きなので大して重いものは置かないし、問題あるまい。

 

ミシンのメンテと一緒に買ったバインダー抑えの出番がやってきた。1インチ幅のPPベルトテープをフチに縫いこんでいく。しかしこれ、ウェビングが分厚すぎてオーバースペックな気もするなぁ、今思えばハンモック本体の端材を使ってバインダー作ればよかったかもしれない。次に活かそう。

 

メッシュなので補強としてフチに1インチのPPベルトテープをバインダーとして縫いつけた後、紐を通せる様にしたら完成。
こんなもんはミシンになれた私からすればチョチョイのチョイである。
というかバインダー抑えめちゃくちゃ使いやすかった。高かったが買ってよかった。
四つ折り出来る抑えもあるのでそのうち使おう。

 

ほんで出来たのがこれ。思ったよりかなり容量があって何でも置けそうだ。これはいいアイデアだった。

 

私的にかなりナイスアイデアだったのでfacebookのHammock Forumsというグループで外国人に自慢しまくってやった。
Great idea やら Very cool やら言われてご満悦である。外国人はめっちゃフレンドリーだ。

 

Zulu35を入れてもかなり余裕がある。手前だけではなく奥にも同じスペースが有るため、むしろ大きすぎたぐらいだが、これで荷物置きには困らなくなった。うーん、ナイス。

 

この工作でバインダー抑えの使い方を覚えたのでまた一つスキルが上がってしまった。

大人になって自分の成長を感じられる事柄は貴重な物だと改めて思う。MYOGは楽しい。

  • B!

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