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冬用ハンモック装備 その4 トップキルト(Top Quilt)編 6日目 最終日

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はい最終日!
正直に言おう、このトップキルト編は長すぎるっ!!!
以前にも書いたが、一番最初のトップキルトで余計な機能を入れすぎなんだなぁ。
そもそもトップキルトなんて難所はフットボックスぐらいで後はサクサク出来るもんなんです。

まず基本のトップキルトを作るべきだったと反省しています。
今度時間が有ればウルトラライト仕様のシンプルなトップキルトを作ろうと思っています。

と言った所で最終日!!

14.窓になる部分の左側からダウンを詰める。

上半身が寒冷時用の呼吸窓によって分断されているので、片方づつダウンを詰めなければならない。
そこで先ず左側から詰めることにした。

 

ダウンを詰める順番は重要です。クリックすると別窓で大きな画像が出ます。

 

ダウンを詰めるにあたって、設計図通りに計量しなければならない。
また、ダウンを袋から出す→計量する→キルトに詰めるという工程で盛大に羽毛が散らかるらしいので、それもどうにか解決したい。
外人のやり方だと、手づかみで移すワイルドなものや、ブロワーと塩ビパイプの工作が必要なもの、小分けで送られてきている商品パッケージをそのまま使うものなど、一長一短があり、どれも採用したくない感じであった。
手づかみは散らかりまくるから無し、ブロワー持ってないし、塩ビパイプの工作も頻繁にトップキルト作るわけじゃないので面倒臭い。
私のダウンは中国製でまとめてドンなので商品パッケージ法も消えた。

 

こんな感じでドーン!だ。

 

なるべく散らからない方法で、手間も少なく、読者の方でも実現可能な方法はないかと考えた。
頭はひねれば何かしら出てくるもので、計量用と充填の2つをこなすためにダブルサイドスタッフサックを作ることにする。

 

自分の手がピッタリ通るぐらいの幅で作ると捗る。

 

eno Sub7もどきを作った時に余った布を使い、ダブルサイドスタッフサックを作る。
細かいサイズは適当だ。自分の手がいい感じで通る位の幅で作ると良い。

長方形に切り出した後は四隅の角を三つ折りで縫う。
まず角からそれぞれ3cmの所に印をつける。

 

折った後が3cmぐらいに成るようにする。

 

三つ折りしてマスキングテープで止める。

 

マスキングテープの出番だ。

 

で、縫う

 

×4だ。

 

短辺にドローコードを通す用の筒を作る。

 

ドローコードを通す用の筒を縫う。大体1cm幅の三つ折りでおk。

 

これを縫った後、長辺の端を三つ折りにして縫う。

 

これで筒状になる。

 

ほんで裏表をひっくり返して。

 

ズボっ

 

ドローコードを両端に通したらダブルサイドスタッフサック(以下DSS)の完成。

 

両側に通します。

 

計量用のDSSができたらダウンを計量します。

先ず、ダウンを大袋(今回は90リットルのゴミ袋)の中でDSSに詰めます。

 

めっちゃダウンが飛ぶので大袋の中でやったほうがいいです。

 

大袋なんて面倒くせぇ!とワイルドにやると、部屋中に散らばったダウンを掃除しなければならず、もっと面倒臭いことに成ります。
ほんで計量、この時DSSの重さを引くのを忘れずに、って誰も忘れないと思いますが。

 

大体20gだったと思う。

 

ほんで本体左側に計量用DSSを突っ込んでなるべく本体の奥にダウンが入るように詰めます。

 

この時ギュッと詰めておいたほうが後々楽です。

 

ダウンを詰めたらクリップなどで仮止めします。
ダウンが散ると大変なことになるので、なるべく本体を揺らしたりしないようにしましょう。

 

くれぐれも中のダウンをほぐさないように!

 

本体頭部左側2箇所にダウンを詰め終わったら本体の左側全体を三つ折りで縫い込んで封じます。

 

 

15.左側のサイドをジッパーの片方と、留め具と一緒に縫い付ける。

 

この時ついでに足元を止めるファスナーとポンチョにした時に閉じる為の輪も縫い込んでいきます。
ちなみに今回使ったのはYKKの24インチ(約60cm)のワンウェイセパレートジッパーです。
もしMYOGでジッパーを使うならYKKですね、耐久性とスライドのしやすさが段違いです。

 

ファスナーを閉じたまま縫い込むのは向きを間違えないためです。こうすることで取り付け間違いがほぼ防がれます。

 

続いて任意の場所に留め具を付けます。

 

この半輪にフックを引っ掛けて止めます。

 

こんな感じ。

 

ファスナーの終点近くにつけて補強とすると良いでしょう。

 

私の場合はフックと半輪にしましたが、ここをスナップボタンで作る人も居るみたいです。
後はプラスチックのバックルとかで薄いやつ使ってもいいかもですね。
こういう細かい所は個性が光る部分なので、色々考えてみるのがよろしいかと思います

 

16.残りのチューブにダウンを詰める。

 

後は設計図通りにひたすら・・・・

 

DSSに詰めて、

計って。

バッフルに詰め込み

クリップで止める

 

の繰り返しです。
コツは無心でやることですね。ええ。
じゃなくて、コツはなるべく封じた側にダウンを寄せることです。
そうすることで開いている側を縫う際にダウンが散らからずに済みます。

イメージとしてはこんな感じ。

 

片側にカッチカチに詰めている。

 

全部のバッフルにダウンを詰め終わったらいよいよ逆側を封して完成です。

 

17.右サイドを残りのジッパーと留め具と一緒に縫い付ける。

 

いよいよ最後の工程です。
左側に半円、右側にフックを取り付けています。
位置合わせは大体でいけます。

 

黒いフックが解るだろうか。

 

半輪と位置を合わせてフックを取り付けます。この写真ではフックが見えません。すいません。

 

ジッパーの向きを確認して取り付けます。
もうここらへんで感慨深くなっています。

 

ジッパーの向きを慎重に確認しましょう。

 

で、

 

完成!!!!

 

 

掛け布団モード!

足を閉じたフットボックスモード

ロフトはこんな感じ。クリックで大きな画像が別窓で開きます。

 

本体だけだと810gでした。

人が入るとこんな感じです。
厚い時は足元を解放した掛け布団モード!

 

掛け布団モード!しかしまぁモジャモジャですね。

 

少し寒くなったら足側のジッパーを閉じて、

 

ビィィイイ!

 

ドローコードを引くと・・・

 

赤い紐がドローコード。

シュッと引いて

結ぶとフットボックスモード!!

 

シャキーン!フットボックスモードー!

 

何でコレこっち向きなんだろう・・・普通フットボックス見せたいなら逆向きに寝るよね、まぁ足が閉じてる感じはわかるから良いか。

 

あかん、顔が寒いぞ!!そんな時はっ!!
寒冷時用呼吸窓モード!!!

 

何この生き物、迷彩柄のクリオネちゃんかな?汚い。

 

うんうん。良く出来てるわ。
我ながらこんなまともに出来るとは思ってなかったわ。

が!!
このトップキルト、コレだけじゃないのです!!

テン場に着いて、まだ寝袋に入る時間じゃないけど寒いから防寒着ほしいなぁ~って時ありますよね!!
そんなときにはっこれ!!!

 

おもむろに本体真ん中のチャックを開けるっ!!・・・チョット待て・・・なんだろうこれ、この写真・・・なんだろう、溢れ出るこの感じ・・・いや気のせいよな。うん。

 

なんとポンチョになるのだっ!!!!だっ!!!!

 

この男、完全にブッている。目線外しとんじゃねぇぞ!!

 

だから何処を見とんねん。

 

モコモコなだけあってめっちゃ温かい。

 

いやー疲れました。
このトップキルト、作るのも纏めるのもめちゃめちゃ大変だったー。
その甲斐あって、何処にも売ってない機能を持つ物が出来ました!
個人的にはまぁまぁ満足しています。

テストしてみた所大体0度ぐらいまでなら耐えられる感じです。
ただまだ背中の部分の防寒が上手く行っていないので、途中で起きてしまいましたが・・・・。
マットさえちゃんとしたものを手に入れればこれで十分冬キャンにも耐えられると思います。

キルトとしての出来と寒冷用呼吸窓は結構悪くないと思っていますが、正直いうとポンチョ機能は微妙な感じです。
苦労して組み込んだポンチョ機能ですが、実際使うかは疑問ですね。
確かに温かいのですが、上半身の動きが制限されるのと、火気を使用した際に穴が開く可能性を否定出来ないので使うのに不安が残ります。
作業の時に使えないならポンチョである必要はないですもんね。

また、ウルトラライト仕様にすればもっと温かい(か軽い)キルトが作れるのではと考えています。
今回使った生地が1ヤード4方で0.9オンスの生地なのですが、私の好きなRipstop by the rollという店ではキルトや寝袋に適した0.66オンスの生地が売っています。
バッフルに使ったメッシュも同様に、今回のものより軽いものが売っています。
(ripstop by the rollの利用方法はそのうち記事にまとめます。)→纏めました(Ripstop By The Rollでアウトドアファブリック(生地)を個人輸入 のすゝめ)

また、構造的にも軽くする余地は十分あります。
足元はジッパーを付けずに完全なフットボックス仕様にし、寒冷時用呼吸窓も排し、その分短くしてダウンの封入量を増やします。
そうすることでより軽く、またはより温かいトップキルトが作れるのではないかと目論んでいます。

封入したダウンに関しては非常に質が良くて驚きました。
800フィルパワーあるかどうかはわかりませんが、中国産のダウンで十分じゃんというのが実情です。
価格が安いだけでなく、質も高いとなれば使わない理由はないと思います。

 

1 kg 90/10 white goose down USA2000 Standard 800 fill power washed

実際届いたダウンはこんな感じ

ボケボケだけどフワフワ。良い感じ。

 

トップキルトに関する今後の予定としては更に温かいウルトラライト仕様のトップキルトと夏季用のトップキルトを作る予定です。
温かいウルトラライト仕様のトップキルトは来季になるかもしれませんが・・・・。

まだキャンプに行けてないので、今回作ったものを使ってみてから詳細は決める予定です。
また、ダウンが余っているので、ダウンジャケットやダウンベストも作って見る予定です。
記事にできてないがすでに作っている物や、ダウンジャケットよりも早くほしいものがあるので、先ずはそちらから仕上げる感じですが。

 

真面目な話、冬用の寝具を自分で作れるなんて思っても居ませんでした
私の様な素人でもある程度形になるギアを作れてしまうミシンの凄さを感じました。

みなさんもMYOGやりましょう!ミシンさえつかえればハードルは高くありません!楽しいですよ!

 

余談ですが、このトップキルトを作るのに200m巻のシャッペスパンがこんな感じになりました。

ギリギリでしたね。

 

疲れるはずです。

あーつかれた、楽しかった!!

  • B!

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