先日2015年に買ったXVを車検に出した所、代車が新型XVだったので楽しかったお話。
流石に試乗車だけあって全くよれておらず、ビッとした直進性能で地面に張り付くようにスーッと動く。
私のXVも最初はそんな事感じたよなぁと思いながら楽しく運転できた。
スバルグローバルプラットフォーム
・・・と思っていたら、プラットフォームが変更になっているらしい。
スバルグローバルプラットフォーム、宣伝通り走の質感は上々だ。
普段乗っているのは3年で3万キロ以上を走った2015年版XVであるが、それと比べると明らかに良くなっている。
(まぁ私のXVがヘタってヨレ始めただけとも考えられるのだが・・・・。)
直進性能だけでなく、操舵に対するレスポンスの向上も見て取れる。
足回りもマイルドな味付けになっており、路面を拾い過ぎないスムーズな走りで走行中のストレスが軽減されている。
家からディーラーまでのいつもの道のりが短くなったような錯覚すら覚えた。
正直言って私は車に詳しい人間ではない。
なので、この乗り心地がどれほどのレベルにあるかは表現しようがないのだ。
ただ、私が乗った事の有る車の中で、頭一つ抜き出て解る走行性能であることは言えるだろう。
高級車になるとまた別次元の乗り心地なのかも知れないが、私がそれを知る由もない。
気になる方は是非試乗してみて欲しい、その安定感に驚くはずだ。
なんか外観はどんどんシュッとしてきているが、あっさり系なのでもう少し装飾してくれてもいい気がしなくもない。
デザインがダサいと言われることが多いスバルだが、XVは抜きん出ている気がする。
個人的に「デザインが優れていると宣伝されているが、イマイチピンと来ないM社」や「最近奇抜なデザインに走りがちのT社」に比べると相当良いと思うのだが・・・。
まぁそこは好みなので、何とも言い様がない。
エクステリアのデザインは大きく変わっていないが、やっぱり他社に比べたら抜きん出ている気がする。
まぁ、抜きん出ているのは「私にとって」であることに変わりはないが。
サイドから見ても良い。
もっと引きで撮れればよかったのだが駐車場が狭くてこれが精一杯だった。
というか手前の枝はなんだ、こういうの気をつけないとなぁ。
エクステリアデザインの系統は変わらず、よりスタイリッシュに削られている感じだ。
リアにもメッキなりメタルなりのパーツがもう少しあると良いのだが。
割りと批判されることが多いインテリアもどんどん良くなってきている気がする。
最近360度画像が撮影出来るinsta360を買ったので、インテリアの360度画像なども載せてみる。
最近アップデートされて強力な手ぶれ補正が付いた。
その他バレットプルーフ撮影が可能等、機能的にはオススメな360度カメラである。
機能面の話。
機能面ではEyeSightも良くなっていた。
特にオートクルーズ、電動パーキングブレーキが付いたことにより停車も可能となっている。
私のXVは一時停車までは可能であるが、停車するとオートクルーズがオフになってしまうので渋滞などでは自分でブレーキを踏まなければならない。
その点は地味に羨ましかった。
後X-modeね、これ以上走破性がよくなって何処を走るのかという疑問も無くはないが、アウトドアスキーの人間としては非常に羨ましい。
フォレスターとの差別化はどうやって図るのだろう、積載容量かな?ルックスかな?
後側方警戒支援システムも便利は便利だが、結局目視をするので要らないかな。
純正ナビと車が連動しているようで様々情報が表示され、それも新鮮だった。
オーディオ性能が良ければ純正を選択肢に入れてもいいかもしれない。
総評
やっぱりXVは良い車である。
優れたデザインにビシッとした直進性能、安全装備モリモリで次に買い換えるときもこれで良いかなぁと思える。
そういう話を担当営業にした所、「いやいや、次はOUTBACK買っていただく約束です!!」と言われてしまった。
XVを購入した時に私が叩いた軽口を覚えていたらしい。忘れてくれないかなぁ・・・。
ただし、荷物の積載容量がネックになろう。
アウトドアスキーの私としてはもう少し広い荷台が欲しい所、家族連れのキャンプ等では厳しいのではないだろうか。
だが、それを補ってあまりあるルックスと取り回しの良さ、大きすぎないサイズ感がXVの魅力であろうと思う。
しかしまぁ、なんというか、車が良い出来なだけに燃費改ざんは残念だなぁ。
SUBARU車を購入する層は燃費を重視する層ではないと思うが、インプレッサをファミリー向けに設定した手前、燃費も追求せざるを得なかったのか。
どう考えても燃費不正は看過できない問題だ。
安全点検とは全く毛色が違い、擁護不能な不正である。
客を騙す意図で行われている不正であって、正直に言うとがっかりしたし、見損なった。
ハイブリッドですら燃費よりもパワー目的の調整をしているスバルが何故こんなことをしてしまったのか。
詳細は解らないが、この機会に膿を出し切って欲しい。
今後は気持よくSUBARU車の良さを語らせて欲しいものだ。